観光名所の案内をしたり、バスツアーを盛り上げたりする「バスガイド」。この仕事は、いつからある仕事なのでしょうか?
日本では、バスガイドの仕事は昭和初期から始まりました。
1925年の12月25日、東京乗合自動車株式会社が日本初の定期観光バス「ユーランバス(のちにはとバスに譲渡)」で観光案内をしたのが日本初のバスガイドだといわれています。
女性では、1928年に亀の井自動車株式会社(現社名:亀の井バス株式会社)が地獄めぐりや耶馬溪めぐりなどのバスを運行させる際に登用したのが最初のようです。
バスガイドとは?
バスガイドはいつ頃からある仕事?
バスガイドの業務内容って?
修学旅行やバスツアーで目にすることのある業務内容としては、観光名所の説明や誘導など、バスでの旅行を楽しむためのサポートを行います。
そのためには、日頃から観光地や旧跡についての知識を深めたり、発声練習やコミュニケーション能力の研鑽を積むことが大切になります。
その他、駐車時の安全確認やバスの誘導、旅行ルートでの安全確認など、円滑なバス旅行を行うための仕事も担っています。
そして、さまざまな観光地に行って業務を行うためには、体力も必要です。
バスガイドは、さまざまな能力を求められる仕事だといえます。
必要な資格はあるの?
バスガイドになるために必要な資格はありません。
しかし、入社後に「国内旅程管理主任者」という資格の取得を推奨するバス会社もあります。ほかにも外国からのお客様を想定してTOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)に挑戦したり、ツアーを組んでいる観光名所の案内のために「国内旅行地理検定」や各都道府県の「ご当地検定」を受けたり、高齢のお客様への対応のために介護や医療関係の資格を取得する方もいるようです。
参考
- バスガイドの役割、添乗員との違い | バスガイドの仕事、なるには、給料、資格 | 職業情報サイトCareer Garden
- http://careergarden.jp/busguide/yakuwari/
- バスの仕事ってどんな仕事?|バスのお仕事
- http://www.bus.or.jp/career/about.html
- 亀の井バスホームページ
- http://www.kamenoibus.com/company.php